都筑のくまも調べてみた図書館の利用状況


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都筑図書館を利用したことありますか?

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【これからの図書館に期待されることは?】

 図書館は様々ある公共施設の中でも、老若男女だれでも自由に気軽に利用できる極めて利用度の高い施設です。複合施設では、図書館はコア的な存在となり文化活動や市民活動と連携した新しい活動が期待できます。そこは、多くの市民の居場所となり、また、他者と出会い・集う場となり、豊かなコミュニティを形成していくことになるでしょう。

【横浜市と他の政令市の図書館では?】

 横浜市は全国の市町村で一番人口の多い市で、面積も神奈川県内では最大の大きな自治体です。詳しくは→横浜・都筑の基礎データへ通常であればきっと図書館利用者数も他の政令市と比較して一番多いと考えられそうです。では、さっそく他の政令市と比較したデータをみてみましょう。

 図書館ブログ_1-2

  横浜の図書館と各政令市の図書館を比較すると横浜市の蔵書数は1番ですが、貸出冊数は2番目、
これは、人口の割に貸出冊数が少なく、図書館の運営効率が少々悪いことを示しています。

図書館ブログ_3

 図書館の数を見てみると、図書館数は18館で6番目になります。ですが少ないからといって、図書館を新設するには大規模な予算が必要になってしまいます。
横浜市はそれほど財政が潤沢な状況ではないので、他の工夫を考えていかなければいけません。

【横浜市内における図書館利用状況はどうなってるの?】

 何故多くの政令市にある図書館よりも利用状況が低いのでしょうか?横浜市は面積が広く、日中は都内勤務者が多く、また社会流入人口も多いことなどから、地域の公共施設利用が高まらないのではないかなど様々な要因が考えられます。 図書館については移動図書館などの工夫も行ってはいますが、あまり一般的に周知されてはいない状況です。

 横浜市内に17ある地域図書館の貸出数から横浜市の図書館の状況についてみてみましょう。

図書館ブログ_4

 都筑図書館が圧倒的に地域図書館の中で高く利用されているようです。

 図書館ブログ_5

  なんと都筑図書館は貸出数はここ10年間以上100万冊を超える人気図書館だったのです。くさま剛の「都筑のくまのルーキー日記」でも書いております。蔵書数などから比較すると特段に都筑区の図書館が大きいというわけではありませんが、駅から近いことや大きな駐車場を持っていることも多く利用されている要因ではあるかと思います。また、図書館内に様々な工夫による効果もあるかと思います。 一度調査のため施設内をきちんと調べてみて、
他の図書館でも活用できることを見つけていきたいと思います。

  しかし、よく見てみると、近年は都筑図書館の貸出数も下がってきているようです。

図書館ブログ_6

 2010年2月から横浜市の駐車場が有料化したことや、2011年の輪番休館なども減少の要因になっていることが考えられます。
それでもなお、年間100万冊借りられているのですから、人気のある図書館であることに間違いは無さそうです。

【都筑図書館の貸出数はなぜ減ってきている?】

 駐車場や輪番休館なども減少の要因とは思えますが、どのように都筑図書館の貸出数が減っているかデータを確認してみました。

図書館ブログ_7-9

 入館者数は減少しています。そして、1日当たりの貸出数が減少傾向にあり、貸出利用者数はそれほど減少していないこともわかりました。
つまり、一人当たりの貸出数も減少していることが考えられます。そこで、1日当たり貸出数を1日当たり貸出利用者数で割ってみました。

図書館ブログ_10

緩やかに減少してきています。都筑図書館の貸出冊数の減少は入館者数の減少もありますが、それ以上に一人当たりの貸し出し冊数の減少が大きいようです。
何故このような現象が起きてきたのか、改めて現場で確かめてみたいと思います。

【違った角度からも分析してみた。】

 都筑図書館の一般書と児童書について視点を移してみます。

図書館ブログ_12

 一般書と児童書を比べた結果、児童書の減り方の方が大きいことがわかり、児童書が減っていることから、年齢構成の変化も調べてみました。

図書館ブログ_11

 都筑区内は人口増加地区ですが、同時に高齢化も進んでいる地区でもあります。児童の割合が減少しているから児童書も貸出が減っているのでしょうか?しかし、年少人口(15歳未満の人口)だけでみると単純に減少しているわけではありません。

*平成20年に35,961人だった年少人口は平成24年には36,501人に増えています。10歳未満の人口も同様に増えております。

 しかし、年少人口のうち、児童書の減少に関係が深い年齢層があるのかもしれません。そこで、年少人口をいくつかの年齢構成別に分け、児童書数との相関係数を計算してみました。(相関係数とは?→wikiへ

 分析してみたところ、5~9歳の人口と強い相関関係にあることがわかりました。相関係数は0.882で決定係数は0.778でした。スライドには載せていませんが、他の区でも同じように5~9歳と児童書貸出数の相関関係が強いところもありました。これは、もしかすると置いてある児童書が5~9歳の子供たち向けに偏っている可能性もあります。

 また、一人当たりの貸出数と児童書の減少から、家族での図書館利用が減っているのではないかとも推測できます。子どもたちは小さいので自分の図書館利用カードを持っていないので、親のカードで一緒に借りたりします。こうした仮説も現場できちんと確認してきたいと思います。また、現場でのヒアリング結果をまとめて記事にしますので、ヒアリング後にまたご報告いたします。


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