【都筑図書館意見交換会】結果をまとめました。


【意見交換会前の都筑図書館への問題認識】

都筑図書館意見交換会開始

  都筑図書館は貸出数が横浜市内で1番。しかし、近年貸出数が減少傾向にあり、原因を探るべくオープンデータを使って考えてみました。一般書と児童書に図書を分けて考えたときに児童書の貸出冊数が一般書と比べ大きく減少しており、都筑図書館に来るこどもが減っている。そしてそれは、親子での利用が減っているのではないかという問題認識を持ちました。

詳しくは「都筑のくまも調べてみた図書館の利用状況」へ

 

  そして、図書館に関わる方々と地域住民の皆様と、実際にどういった問題が現場で起こっているか、把握しているデータや環境状況について意見交換会を開きました。普通、市会議員の開く意見交換会は同じような参加者が集まって、政治家が1時間とか喋ってお終いであることが多いけれど、今まであったことない方も参加していただき、きちんと意見交換しました。

くさま剛のプレゼン風景

【意見交換会で分かったこと】

・データからわかった問題認識への答え

 図書館に関わっている方々からは、実際に子供の利用者は減ってきていて、同時に親子での利用が減っているということだった。それに付随して児童書の貸出も減っているという。では、何故そのような事態になってきているのか?

・新たに判明した現場の状況

 駐車場の問題が最も大きな原因として挙げられ、書架の高さや親子の読み聞かせスペースの無いことなども参加者から意見が集まった。

 都筑図書館は区外から来ている利用者が多く存在することがわかった。最寄り駅のセンター南駅は横浜市営地下鉄のブルーライン・グリーンラインが走っており、日吉方面や横浜方面からの利用者が多い。さらに都筑図書館は駐車場の環境が他の図書館に比べ圧倒的に充実している。

 電車だけでなく車を使って訪れる利用者が多くいる都筑図書館。平成22年度から従来無料だったこの駐車場が有料となり、それ以降利用者が減った印象を受けるという。児童書の貸出冊数の減少はこうした区外からの利用者が車を使ってくる場合に有料駐車場を敬遠してしまって足を運ばなくなったのも一因ではないかと参加者の意見として挙がった。

・解決すべき課題

 他の図書館と比べ、図書館に勤める職員の数は多い。しかし職員一人当たりにどれだけの来館者にサービスを提供できるかを計算すると、都筑図書館は職員にかかる負荷がとても多いことも現場の意見からわかった。レファレンスサービスなどサービスの低下が起き、利用者が遠のくという負のサイクルが起こっているということだった。 都筑図書館への一極集中を防ぐために駅などでの出張貸出サービスの拡充も必要なのではないかとの意見も挙がった。

☆まりちゃんの感想

まりちゃん

 一番勉強になったのは、「データをどのように読み解くか」です。額面通りに読み解いて論理を組み立てましたが、意見交換会でデータでは見えない実情を教えてもらいデータの取り扱いの難しさを痛感しました。ですが、お褒めの言葉も頂いたのでこれからも頑張って行こうと思いました!

 私たちはこのオープンデータから5-9歳の児童の人口減少が図書館利用率の減少の原因という仮説を立てたが、参加者からは上記にあるように駐車場のことや、親の自由時間の減少により子供を連れて図書館へいく機会が減ったことや、活字離れなど様々な仮説を挙げてもらえました。

 参加者は図書館のヘビーユーザーであったり、図書館で実際に働いている職員であったり立場は様々であるが、立場が異なるからこそ、それぞれの経験に基づく意見が出てきて、データを見ただけでは決して気づけない発見もあり非常に有意義なものになったと思います。以上です!

アンケートにご協力お願いいたします。

都筑図書館を利用したことありますか?

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